病気と治療についてご紹介いたします。

当院でセカンドオピニオンを推奨しております。
他の医師の診断について、第2の意見をご希望の方は、お気軽にお申し出ください。

視力検査(眼鏡、コンタクトレンズ相談)

近視、遠視、乱視の度数を測定し、ご本人に適したメガネ・コンタクトレンズを処方いたします。
年齢に応じた眼鏡の処方、メガネ・コンタクトレンズ装用に関してのアドバイスや指導も行います。
近視、遠視、乱視などの屈折異常に対しては、メガネ・コンタクトレンズに始まり、レーザー矯正手術、眼内レンズ挿入術などさまざまな屈折異常矯正法が開発されています。
いろいろな選択肢の中から、患者様とライフスタイルに合った矯正法をご紹介しております。

眼精疲労

眼が疲れる症状で、現代人の多くがこの症状を自覚しています。
近視、遠視、乱視や老眼などの眼鏡で改善できる場合も多く、緑内障の初期症状として症状が出ることもあります。
肩こり、頭痛、めまいなどの症状を合併していることが多く、眼以外の脳、耳鼻科、内科の病気で起こることもあります。

麦粒腫・霰粒腫

ものもらい(麦粒腫・めばちこ)、霰粒腫の薬物療法、手術療法を行います。
ものもらいは、対処が遅れると細菌が増殖を繰り返し、痛みを伴う重症の化膿性炎症などを引き起こす恐れがあります。
霰粒腫は、本来痛みや赤みもなく、しこりがあると感じます。薬物療法で治らなければ手術療法を行います。
違和感を感じたら、すぐに診療を受けてください。

逆まつげ

逆まつげによって眼の表面にキズがつくことがあります。小児と高齢者に多いです。
その都度定期的にまつげをぬくか、手術したほうがよい場合もあります。

角膜上皮障害、結膜炎

角膜炎や結膜炎はコンタクトレンズのトラブルにも関わることですので、生活指導も含めて治療をいたします。
角膜炎は、黒目(角膜)に炎症や潰瘍が生じて、痛み、視力低下、流涙などが主な症状です。
結膜炎は、ウイルスや細菌、アレルギーが原因で起こります。充血やメヤニなどが主な症状です。
コンタクトレンズを装着している人によくある病気で、夏場には人にうつるものもあります。

涙が多い、少ない

涙の測定検査、鼻涙管の開通を検査します。
コンタクトレンズを装着している人に多いドライアイには、薬物療法を施行します。
涙点プラグや涙目鼻涙管閉塞症の手術が必要な場合は、適切な病院をご紹介いたします。

白内障

症状が軽いうちは薬物療法を行います。
手術が必要なほど進行している場合は、適切な病院をご紹介いたします。
日帰り手術が可能な病院もあります。

飛蚊症

目の前に糸くず、(リング状、点々)が飛んでいるように見える病気です。
多くは加齢によるものですが、ときに網膜裂孔、網膜剥離、眼底出血の可能性もあります。
網膜裂孔の場合は、レーザー治療を施行します。網膜剥離を生じていれば、手術のための適切な病院をご紹介いたします。

緑内障

症状としては、急に眼が痛くなり視界がかすんで、頭痛や吐き気をもよおす急性タイプと自覚症状がほとんどない慢性タイプがあります。
治療としては、眼圧測定、視神経乳頭の変化、自動視野計を含めた必要な経過観察を行います。
症状によって、薬物治療やレーザー治療を使い分けます。手術が必要なら、適切な病院をご紹介いたします。

眼底出血

糖尿病、高血圧をはじめ内科疾患の合併症としてよく見られる病気です。
眼底出血にいたらずとも定期検査が必要です。
病気の検査と、必要であればレーザー治療も行います。内科との連携が大事になります。